安全・安心

「転落」を防ぐ安全対策はホームドアだけじゃない!?

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答え

電車の扉とホームの「すき間・段差対策」があります

大きくカーブしているホームなどは、電車の扉とホームの間にすき間や段差が生じ、乗り降りのとき、踏み外しや転落の原因になっています。こうした事故を未然に防ぐため、さまざまな設備が開発され設置されています。これによって、高齢者や小さな子ども、ベビーカーや車イスの方も介助なしで安全に乗り降りできるようになっています。

可動ステップ

ホームドアと連動し、電車の到着や出発に合わせて自動でステップ部分の格納・張り出しを行います。
可動ステップのしくみ
仙台市地下鉄 東西線
(提供:京三製作所)
可動ステップの設置例
仙台市地下鉄 東西線
(提供:東京地下鉄株式会社)

ホーム先端すき間材

ホーム床面を車両の乗降口に向けてスロープ状にかさ上げし、ホーム先端にくし状のすき間材(ゴム製)を設置。すき間と段差を可能な限り小さくすることで、乗客の乗り降りの際の安全性が確保でき、ベビーカーや車イスの方も、渡り板や介助なしでスムーズに乗り降りできます。
構造ホーム先端にすき間材を設置
仙台市地下鉄 東西線
 
仙台市地下鉄 東西線

設置前設置後
仙台市地下鉄 東西線
渡り板と介助が必要ひとりでも安全に乗降が可能に!
(提供:大阪市交通局)

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