安全・安心

ホームで突然人が倒れた!どうする、こんなとき?

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答え

まっさきにすることは「駅係員に連絡」すること!

もしも、ホームで電車を待っている時に、となりに立っている人が突然倒れた!・・・その時、あなたはどうしますか?
滅多にあることではないけれど、ホームや車内での急病人の発生は、年々増えています。
そんな時どうしたらいいのか、必要な設備がどこにあるのか、といったことをあらかじめ知っておくことは、とても大切です。とくに心肺停止といった重篤な場合は、1分1秒を争う緊急事態なのですから。
地下鉄ではこうした緊急事態も想定し、駅係員のよびだしインターホンや、救急・救命設備の配置を充実させることで、地下鉄利用者の安全・安心を守っています。

駅係員への通報と容態の把握

まっ先にするべきことは、駅係員に通報してすぐに来てもらうこと。同時に倒れた人に呼びかけて反応を確認すること。これを、近くにいる人と協力して行いましょう。
仙台市地下鉄 東西線

駅係員への通報は、事務所へ直接呼びに行くか、全てのホームに設置されている、よびだし用のインターホンをご利用ください。
仙台市地下鉄 東西線
「駅係員よびだしインターホン」の設置(提供:東京地下鉄株式会社)

呼びかけても反応がない場合は「AED(自動体外式除細動器)」

「大丈夫ですか?」という呼びかけに反応がない場合はAED(自動体外式除細動器)による救命処置の必要性も考えられます。通報を受けた駅員が持って来る場合もありますが、すぐに使えるように準備しておくことも考えましょう。 AEDは多くの場合、ホームではなく改札階の壁際に設置されています。
仙台市地下鉄 東西線
(提供:東京地下鉄株式会社)
駅係員がかけつけたら、駅係員におまかせください。地下鉄の駅係員は、定期的に救急救命講習を受けているので安心です。必要に応じてご協力をお願いします。

人が線路内に落ちたときは「非常停止ボタン」

人が線路内に落ちたときは、すぐに電車を停めることを優先しましょう。ホーム壁面など数ヶ所に「非常停止ボタン」が設置され、遠くからでもわかりやすく設置場所が示されています。
仙台市地下鉄 東西線
「非常停止ボタン」と「よびだしボタン」(協力:札幌市交通局)

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