神戸市営地下鉄 海岸線は、全線にわたって駅舎空間に「音サインシステム」というユニバーサルデザインを採用しています。
音(=メロディ)は、聴く人に心地良さや癒し、快適感を与えてくれます。同時に視覚がい害者にとっては、横断歩道のメロディのように“案内や合図”としても役立ちます。こうした考え方を駅全体に広げて展開するのが「音サインシステム」です。
とりわけ駒ヶ林駅では、連絡通路に「海の中」をイメージした音が流れるようになっていて、季節ごとに異なる音サインが利用者の楽しみにもなっています。
音(=メロディ)は、聴く人に心地良さや癒し、快適感を与えてくれます。同時に視覚がい害者にとっては、横断歩道のメロディのように“案内や合図”としても役立ちます。こうした考え方を駅全体に広げて展開するのが「音サインシステム」です。
とりわけ駒ヶ林駅では、連絡通路に「海の中」をイメージした音が流れるようになっていて、季節ごとに異なる音サインが利用者の楽しみにもなっています。
ムービーで見てみよう!
神戸市営地下鉄 海岸線駒ヶ林駅 連絡通路(提供:神戸市交通局)
はじまりは福岡市地下鉄七隈線
「音サインシステム」は、福岡市交通局が誰にでもわかりやすく利用しやすい駅施設の実現を目指し、2005年(平成17年)に七隈線で開発・導入したのがはじまりです。地上出入口から人の動線に沿って音サインを配置し、人感センサーや押しボタン、視覚サインや触知サイン、点字ブロックなどと連動させて連続的な情報提供をおこなうことで、障がい者だけでなく「すべてのひとにやさしい快適な駅」が誕生。この年の「グッドデザイン賞」にも選ばれました。
(提供:福岡市交通局)
神戸市営地下鉄 海岸線の「音サインシステム」導入例
天井の人感センサー付スピーカー(提供:神戸市交通局)
出入口や改札口といった特定の場所に近づくと、全駅共通の決まった音サインが流れます。(出入口と改札口は異なる音)
出入口
改札口
トイレは入り口で水が流れるイメージの音サインが流れます。エレベータは到着したときに音サインが流れます。
トイレ
エレベータ