海外ではここ数年、日本食や日本文化が大ブーム。それに伴って、日本を体験しに訪れる外国人の数も、年々、急激な勢いで増えています。加えて、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定。外国人旅行者の数は、ますます増えていくと予想されています。
こうした外国人の、滞日中の情報源として注目されているのがスマートフォンです。日本国内では通信できない外国人旅行者のために、自治体や公共施設、チェーン小売店、商業施設などで、公衆無料Wi-Fiスポットのインフラ整備が進行中。各都市の地下鉄でも、無料Wi-Fiサービスの充実や、移動・観光に役立つ便利なアプリ・情報コンテンツの提供などが始まっています。 たとえば全国の地下鉄では・・・
(出典:日本政府観光局(JNTO))
こうした外国人の、滞日中の情報源として注目されているのがスマートフォンです。日本国内では通信できない外国人旅行者のために、自治体や公共施設、チェーン小売店、商業施設などで、公衆無料Wi-Fiスポットのインフラ整備が進行中。各都市の地下鉄でも、無料Wi-Fiサービスの充実や、移動・観光に役立つ便利なアプリ・情報コンテンツの提供などが始まっています。 たとえば全国の地下鉄では・・・
各都市の地下鉄で無料Wi-Fiサービス提供中!
訪日外国人旅行者も頻繁に利用することが予想される「地下鉄」。スマホの通信環境が確保できるよう、事業者単独で、あるいは自治体や通信事業者が提携し、便利なWi-Fiサービスの無料提供が始まっています。
●各都市の地下鉄における代表的な無料Wi-Fiサービス提供の現状
札幌市営地下鉄、東京メトロ、都営地下鉄、福岡市地下鉄は、
「Japan Connected-free Wi-Fi」にも参画しています。
「Japan Connected-free Wi-Fi」は、日本全国のフリーWi-Fiに無料でアクセスできる、外国人旅行者向けのFreeWi-Fi接続サービス。
利用可能エリアは、JRや地下鉄などの駅から空港、商業施設、自治体の公共施設などを幅広くカバー。
英語、中国語、韓国語、日本語など11言語に対応し、日本人も利用が可能です。
利用可能エリアは、JRや地下鉄などの駅から空港、商業施設、自治体の公共施設などを幅広くカバー。
英語、中国語、韓国語、日本語など11言語に対応し、日本人も利用が可能です。
オフラインでも使える乗り換え検索アプリ
多くの路線が交錯し連携する首都東京の地下鉄網。目的地までのルートや所要時間などは、日本人でも確認が必要なほどで、慣れない訪日外国人にとってはまさに至難の業。そこで東京メトロでは、2014年(平成26年)4月より、無料で乗換検索できる公式アプリ「Tokyo Subway Navigation for Tourists」の配信をスタート。一度ダウンロードすれば、オフラインで使える便利さもあり、全世界で55万ダウンロード(2015年6月時点)を突破しています。