え

地下鉄で太陽光発電!?

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答え

地上駅屋上などで太陽光発電がおこなわれています

「地下鉄」といっても、すべての駅が地下にあるわけではありません。そうした地上にある駅に着目し、東京メトロでは2008年(平成20年)、千代田線北綾瀬駅に初めて「太陽光発電システム」を導入。再生可能エネルギー利用の本格的な取り組みに向けて、第1歩を踏み出しました。
発電した電力は、駅構内のエスカレータやエレベータ、照明や空調などの駅施設で使用しています。余ったときは近隣の駅にも供給できるようにするなど、環境に配慮した設備として「太陽光発電システム」を導入しています。

●初めて導入された、東京メトロ千代田線北綾瀬駅(2008年9月導入)
東京メトロ・千代田線北綾瀬駅
駅舎の屋根上の太陽光発電パネルで最大出力20kW(提供:東京地下鉄株式会社)

東京メトロ東西線の大規模な「ソーラー発電所計画」が稼動!

東西線の西葛西駅から西船橋駅まで、8駅に太陽光発電システムを設置し、合計最大出力1MW(メガワット)のソーラー発電所を展開する計画。このメガソーラー規模の大プロジェクトは、2012年南行徳駅からスタートし、2015年3月西船橋駅で完了しました。

東西線ソーラー発電所計画
(提供:東京地下鉄株式会社)

10駅目東西線西船橋駅に導入しています

2015年3月、10番目の導入駅として東西線 西船橋駅の太陽光発電システムが稼働。これにより東西線(西葛西駅~西船橋駅)8駅、日比谷線南千住駅、千代田線北綾瀬駅の合計10駅に太陽光発電システムの設置が完了しました。引き続き再生可能エネルギーの利用を進め環境負荷低減に貢献していきます。

●東西線 妙典駅のソーラーパネル
妙典駅
●東西線 浦安駅のソーラーパネル
浦安駅
(提供:東京地下鉄株式会社)

福岡市では、公営地下鉄初!「屋根貸し」で太陽光発電

太陽光発電を自前で行わず、所有施設の屋根スペースを民間事業者に貸し出すことで、太陽光発電の普及を活性化する福岡市の事業もあります。
福岡市地下鉄では、箱崎線 貝塚駅のホームと七隈線 姪浜(めいのはま)駅にある交通局の事務所屋根を民間事業者に貸し出すことで、再生可能エネルギー等の普及に役立てるとともに、一定の使用料も入ります。
また災害などの非常時には、太陽光で発電した電気を施設で使用できるなど、再生エネルギー活用をおこなっています。

●福岡市交通局 姪浜合同事務所 屋上
福岡市交通局 姪浜合同事務所 屋上
●福岡市地下鉄 箱崎線 貝塚駅 屋上
福岡市地下鉄 箱崎線 貝塚駅 屋上
浦安駅
(提供:福岡市交通局)

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