一般社団法人 日本地下鉄協会

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Osaka Metro

〒550-8552 大阪府大阪市西区九条南1-12-62
TEL 050-3355-8208 (Osaka Metro・シティバスお客さまセンター)
FAX 06-4792-0020
URL https://www.osakametro.co.jp/

事業のあらまし

Osaka Metroのはじまり

第1次世界大戦を契機として、大阪市の商工業は飛躍的な発展を遂げ、世界有数の商工業都市に成長したが、交通機関は路面電車とバスが中心で不十分であった。
そこで、大阪市は、1925年に4路線54.5kmからなる路線網を策定し、このうち1933年5月に我が国初の公営地下鉄が、第1号線(御堂筋線)梅田~心斎橋間3.1kmで開業した。

急成長する地下鉄網

第2次世界大戦により工事は一時中断したが、その後は積極的に地下鉄整備が進められた。昭和30年代に入ると、社会経済活動の活発化に伴い輸送需要が増加し、特にモータリゼーションが激化した。
この状況のもとに地下鉄建設が強力に推進された結果、万国博覧会が開催された1970年には、都心を格子状に結ぶ6路線64.2kmの路線網が完成した。その後も市周辺部や府下への延伸が進められ、1987 年には99.1km の路線網となった。

近年の整備状況

1990年、「国際花と緑の博覧会」開催に合わせて、日本初のリニアモーター式地下鉄である第7号線(長堀鶴見緑地線)が京橋~鶴見緑地間で開業し、その後都心部へ延伸された。
2005年7月からは、大阪港トランスポートシステムのコスモスクエア~大阪港間の運営を一元的に担うこととなった。
2006年12月には、2路線目となるリニアモーター式地下鉄、第8号線(今里筋線)が井高野~今里間で開業した。この路線は既設の地下鉄4路線、京阪本線、JR学研都市線と接続しており、地下鉄ネットワークの利便性が大きく向上した。これにより、大阪市営地下鉄は8路線129.9km、123駅の規模となった。
2018年4月1日、経営形態を変更し、「大阪市高速電気軌道株式会社」(通称:Osaka Metro)として民営化された。
2025年1月には、2025大阪・関西万博の開催に向けて、大阪港トランスポートシステムの北港テクノポート線(コスモスクエア~夢洲間3.2km)が開業、第2種鉄道事業者として旅客輸送を行っている。
2023年度実績では1日平均約244万人の利用があり、大阪市の公共交通の中核としての役割を担っている。

出入口止水設備/南海トラフ巨大地震等による津波、高潮、河川氾濫や局地的大雨による浸水に備えるため、止水鉄扉や止水パネルの設置による津波・浸水対策を実施してきた。現在、浸水想定の見直しに伴う河川氾濫対策を追加で実施している。
地震対策/阪神・淡路大震災以降に実施してきたトンネル中柱及び高架橋脚などの耐震補強工事は完了した。南海トラフ巨大地震等の今後の地震に備え、サードレールの転落防止対策を完了したほか、高架区間における脱線防止ガード付きまくら木の設置など、より一層の地震対策に取り組んでいる。
可動式ホーム柵/プラットホームからの転落や列車との接触を防止するため、2024年度末までに谷町線20駅を除く全ての駅に整備完了した。2025年度末までに全134駅整備完了となる予定である。
エレベーター/地下鉄全駅で、エレベーターによるホームから地上までのバリアフリールートの整備が完了するとともに、地下鉄間や他社線、バスターミナルとの乗り換え経路でのエレベーターの整備も全駅で完了した。

営業路線の現況

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路線図

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問い合わせ案内

各種情報提供サービス、身障者用設備について  050-3355-8208 (Osaka Metro・シティバスお客さまセンター)

忘れ物について  050-3355-8208 (Osaka Metro・シティバスお客さまセンター)

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