〒110-8614 東京都台東区東上野3-19-6
TEL 0570-200-222(東京メトロお客様センター)
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https://www.tokyometro.jp/
東京の地下鉄は、1927年12月に東京地下鉄道株式会社により、日本初の地下鉄として開業した浅草~上野間2.2kmが始まりである。その後、同社が上野〜新橋間5.8kmを、東京高速鉄道株式会社が新橋〜渋谷間6.3kmを開業させ、現在の銀座線(渋谷~浅草間14.2㎞)として全線が開通した。その後、1941年7月に、帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が設立され、同年9月から、上記区間の営業路線の譲渡を受け事業を開始した。
戦後に入り、1954年に営団地下鉄として最初の路線である丸ノ内線池袋~御茶ノ水間が開業した。その後も日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線及び副都心線が開通し、2024年3月末現在では9路線195.0㎞の営業線と2724両の車両を有し、一日当たりの平均輸送人員は約652万人となっている。また、銀座線、丸ノ内線を除く7路線においては、他線との相互直通運転を実施しており、東京メトロ線と直通他社線を含めると約556.6kmのネットワークが形成されている。2024年11月には新線プロジェクトとして、有楽町線延伸及び南北線延伸が2030年代半ばの開業を目指し始動している。
1995年2月に特殊法人の整理合理化についての閣議決定がなされ、2002年12月には「東京地下鉄株式会社法」が成立し、営団地下鉄は2004年4月、新たに特殊会社「東京地下鉄株式会社(愛称:東京メトロ)」としてスタートを切った。2024年10月には東京証券取引所のプライム市場に新規上場し、引き続き民間企業としての経営基盤の確立を目指しながら、できるだけ早期の完全民営化に向けて、体制を整備している。
ホームからの転落事故や列車との接触事故を防止するため、全駅へホームドア設置を推進している。また、ホームドア整備にあわせて、曲線ホームでホームと車両の間隔が広い場所には、乗降の際の踏み外しや転落を防止する設備として可動ステップや転落防止ゴムを設置している。 異常時や自然災害発生時への対策としては、お客様の安全を第一に、災害等発生時の被害の拡大防止や、早期運行再開に向けた施策等をハード・ソフトの両面から推進している。
全てのお客様に安全・安心にご利用いただけるよう、バリアフリー設備の整備を進めている。
ホームから地上まで段差なしで移動できる経路の確保は全駅で完了し、さらなる整備(エレベータによる1ルート、複数ルートなど)を推進している。誘導ブロック、点字運賃表、音声触知図式案内板、傾斜型の券売機や精算機、バリアフリートイレ(多機能トイレ)などの導入をおこなっている。
また、新型車両の導入、既存車両のリニューアルの際に車いすスペースと同等のフリースペースを設置するなど車両内のバリアフリーも推進している。
訪日外国人をはじめ地下鉄に不慣れなお客様に安心してご利用いただけるように、主要駅にサービスマネージャーの配置や旅客案内所の設置をおこなっている。また全駅で勤務中の駅社員がタブレット端末等を携帯し、さらなるサービスの品質向上・ご案内強化などに努めている。
駅構内や列車内で多言語による情報を車内案内表示器や自動旅客案内装置等で提供しているほか、東京メトロホームページや公式Xアカウントによる運行情報の配信をおこなっている。
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その他のお問い合わせ 0570-200-222【東京メトロお客様センター】
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