1992年から2006年にかけて6両編成37本の222両が製造された。第三軌条集電方式で、横浜市営地下鉄で初めてVVVFインバータ制御を導入、現在ではATOによるワンマン運転を行う。全長18m級で車体は片側3扉の軽量ステンレス製。大きく分けて5種類あり、先頭部が丸くクロスシートを備えた3000A形、クロスシートがなくなり、前面のデザインが直線的になった3000N形、前面窓の下部に丸みを持たせ、車体構造を変えて側面のビードをなくした3000R形、3000R形と同じ車体で機器を流用して製作された3000S形がある。また、2017年に3000A形更新作業時の予備編成として3000V形1編成を導入し、5種類とも共通運用で使用されている。
製造初年 | 1992年(3000A形) | 制御方式 | VVVF |
---|---|---|---|
全長 | 先頭車18.04m/中間車17.5m | 主電動機出力 | 140kw |
走行輪中心間隔 | 1435mm | 運転最高速度 | 80㎞/h |
電力方式 | 直流750V | 在籍両数 | 48両(A)・36両(N)・84両(R)・42両(S)・6両(V) |
集電方式 | 第三軌条 | 編成両数・本数 | 6両×8本(A)、6本(N)、14本(R)、7本(S)、1本(V) |
グリーンラインで使用する車両で、2006年に試作車が登場し、2008年の開業までに4両編成15本の60両が落成したが、将来の6両編成化にも対応している。ATOによるワンマン運転を行い、運転席は進行右側に配置。最高速度はリニア駆動地下鉄のなかでは日本最速の80km/h。全電動車で、VVVFインバータ制御だ。車体はアルミ製で、全長15mの片側3扉となっているが、先頭車は乗務員室のスペースを確保する目的で中間車より600mm長い。配色は無地の金属地にグリーン系のグラデーションを施したカラーバンドをドアの脇に貼り付けている。
製造初年 | 2006年 | 制御方式 | VVVF |
---|---|---|---|
全長 | 先頭車15.6m/中間車15.0m | 主電動機出力 | 135kw |
走行輪中心間隔 | 1435mm | 運転最高速度 | 80㎞/h |
電力方式 | 直流1500V | 在籍両数 | 68両 |
集電方式 | 架空線 | 編成両数・本数 | 4両×17本 |