一般社団法人 日本地下鉄協会

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名古屋市営地下鉄

〒460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1
TEL 052-972-3809(総務部広報広聴課)
FAX 052-972-3849
URL http://www.kotsu.city.nagoya.jp/

事業のあらまし

市営地下鉄のはじまり

戦後の復興とともに増加する交通需要に対処するため、名古屋市においても地下鉄の建設が急務となり、1947年に地下鉄路線網が計画された。この計画に基づき、1954年に東山線名古屋~栄町(現栄駅)間2.4kmの建設工事に着手し、東京、大阪に次ぐ我が国で3番目の地下鉄として、1957年11月15日に開業した。

路線網の拡充

1957年11月の東山線名古屋~栄町間の開業以来、1965年10月に名城線、1971年3月に名港線、1977年3月に鶴舞線、1989年9月に桜通線、2003年3月に上飯田線がそれぞれ開業した(路線の名称は現在のもの)。
その後、2003年12月には名城線砂田橋〜名古屋大学間が、2004年10月には名城線名古屋大学〜新瑞橋間がそれぞれ延長開業するとともに、2011年3月には桜通線野並~徳重間が延長開業し、地下鉄ネットワークの拡充がさらに図られたところである。
現在、名古屋の地下鉄は6 路線93.3kmであり、1日の運転キロ数は地球4.7周にあたる18万9千キロで、1日当たり約115万5千人に利用されている。

相互直通運転と地下鉄環状運転

鶴舞線は、名鉄豊田線及び名鉄犬山線と相互直通運転を行っており、名古屋市北部の犬山市から東南部の豊田市までの約60kmを結ぶ路線の一部として重要な役割を担っている。上飯田線は、2003年3月の開業当初から名鉄小牧線と相互直通運転を行っている。
一方、2004年10月の名城線名古屋大学~新瑞橋間5.6kmの開業により、名城線は全国で唯一の地下鉄環状運転を行っており、他のすべての地下鉄路線と交差するとともに、金山、大曽根の主要駅においてJR、私鉄と連絡するなど、名古屋の鉄道ネットワークにおいて重要な役割を担っている。

バリアフリーへの対応

エレベーターによりホームから地上まで移動できるルートを全駅で整備した。現在は、エレベーターによる改札内乗換ができない駅について、乗換エレベーターの整備を進めている。多機能トイレは全駅に設置している。
また、視覚障害者用内方線ブロックの整備、車いすスペースを設置した車両の導入等を進めている。
さらに、ソフト面のバリアフリーへの対応として、全駅に常時1名はサービス介助士を配置している。

安全運行の確保

全路線にATC(自動列車制御装置)を設置し、安全な運行を確保しており、ワンマン運転を行っている桜通線、上飯田線では、乗降車時のホームの映像をホームモニタ(桜通線)、列車の運転席モニタ(上飯田線)に映し出し監視することにより、ホームの安全を確保している。
また、利用者のホームからの転落や列車との接触を避けるため、東山線、桜通線及び上飯田線の全駅に可動式ホーム柵を設置している。

エレベーター/改札内でエレベーターによる乗換えができるよう整備を進めている。
自動改札機/車いすをご使用の方も通過できる幅広改札機を設置している。
可動式ホーム柵/東山線、桜通線、上飯田線で導入済み。
サービス介助士/有資格職員を全駅に配置している。
写真上/斜路(スロープ)/段差を解消して、どなたにも通行しやすいように整備している。
写真下/多機能トイレ/ベビーベッド、オストメイト対応水洗器具などを備えている。
優先席マーク/内部障害者や病気の方を表す図案も入った優先席マーク。

営業路線の現況

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路線図

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問い合わせ案内

忘れ物について  052-959-3847 交通局お忘れ物取扱所 

各種情報提供サービス  052-522-0111 市バス・地下鉄テレホンセンター

よりよく知るために(関連施設等)  052-971-2615 市営交通資料センター  052-807-7587 レトロでんしゃ館

バリアフリー整備について  052-972-3854 交通局電車施設課

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