〒231-0005 横浜市中区本町6丁目50番地の10
TEL 045-671-3147(代)
FAX 045-322-3911
URL https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/
横浜の地下鉄は、1966年7月に都市交通審議会の答申を受け、その建設が具体化された。
横浜の地質は軟弱地盤で有名であり、加えて開港以来、中心市街地は埋め立てによって広げられてきた。このため「横浜には地下鉄建設は無理だ」との見方もあったが、地下鉄工事は、軟弱な地盤との戦いのなかで進められ、様々な工法を用いてその悪条件を一つひとつ克服していった。横浜の地下鉄工事は、土木技術の発展の上でも大きな貢献をすることになった。
路面電車に代わる新しい市民の足として、船の汽笛の音に似せた警笛をならし、1972年12月に上大岡~伊勢佐木長者町間5.2kmの営業を開始した。横浜の都心、副都心を直結する地下鉄は、その後も着実に路線を拡大し、1999年8月の戸塚~湘南台間の開業により、あざみ野~湘南台間40.4km32駅の路線となった。
現在、1日約52万人(27年度決算)の利用者を数え、横浜になくてはならない重要な役割を果たしている。
横浜市北部地域における輸送需要の増加や副都心である港北ニュータウンの輸送体制を確立するために、横浜環状鉄道(仮称)の一部となる日吉駅から、港北ニュータウンを通って中山駅に至る13.0km10 駅の路線は、2008年3月に開業した。
1日約13万人(27年度決算)の利用者を数え、市内基幹交通の一翼を担っている。
横浜市営地下鉄では「安全・確実・快適な交通サービスの提供」を理念に掲げ、ホームから地上までのエレベーターを全駅に整備しているほか、駅舎の冷房化をはじめ、車いす用トイレやオストメイト対応型の本格的な多機能トイレを設け、思いやりのある駅の施設づくりを進めている。
また、お年寄りや体の不自由な方、妊娠中の方など、真に座席を必要とする方が利用しやすくなるよう、特に席の譲り合いをお願いする「ゆずりあいシート」を導入するとともに、車いす・ベビーカー利用のお客様に安心してご利用いただけるよう、車内に優先スペースを設けている。そのほか全駅でWi-Fi・WiMAXが利用可能となる通信環境の整備など、持続的な改善を進めている。
地下鉄の安全運行を確保するため、ATO(自動列車運転装置)、ATC(自動列車制御装置)、CTC(列車集中制御装置)、運行管理システム、電力管理システムなどを導入している。
ホームの安全対策としては、いち早く2007年度に全駅で可動式ホーム柵を設置するなど、お客様の安全を守るために万全を期している。
忘れ物について 最寄り駅又は終着駅にお問い合わせください
市営交通全般について・身障者用設備について 045-664-2525 横浜市コールセンター